結城市の就労支援施設による健康情報
ブログ担当の青山雅之です。
中高年の悩みで特に多い「膝痛」。今や推定患者数は1000万人といわれています。「最近では正しい歩き方ができていない若年層も多くなり、膝痛予備軍は年齢を超えて増え続けている」と、私は思います。
膝痛はどうして起こるのでしょうか?
膝痛というのは膝関節の痛みです。この小さな関節に体重の負荷がかかりますが、つるつるしている軟骨が摩擦をやわらげたり、靭帯や筋肉のサポートで衝撃を和らげています。
しかし、加齢による骨の新陳代謝の低下や軟骨へのストレスで膝痛が起きてきます。軟骨へのストレスとは冷え、肥満、過去のけが、O脚やX脚、運動や仕事による膝への負担、筋力の低下などです。とくに脚の内側の筋肉が弱くなってくると、膝関節が不安定になり、膝痛の原因になります。
「軟骨」が骨の両端を覆い、骨同士がぶつからないようにクッションのような役目をしている。
膝痛をほおっておくと、歩けなくなる!?
「立ち上がるときに痛い」「階段の下りや歩き出しのときに痛い」という膝痛のほとんどは「変形性膝関節症」です。膝の内側の軟骨がすり減って、骨同士が接触しやすくなることにより、炎症を起こしたり、骨の位置がズレたりします。
中高年の膝痛の9割以上が、この変形性膝関節症だといわれています。
また、変形性膝関節症は、男性より女性に多いのが特徴です。 その理由は、
●もともと女性は男性より筋肉量が少ない
●加齢とともに基礎代謝が低下して太りやすくなるため、関節にかかる負荷が大きくなる
●閉経とともにホルモンの分泌が減少し、骨が弱くなる
などがあげられ、進行すると、激しい膝の痛みで歩けなくなり、関節の変形につながります。
痛みを感じないときから、膝痛予防をすることが肝心です。
膝関節は骨による安定性はほとんどありません。そのため半月板や靭帯や筋肉などの軟部組織に安定性を依存している特殊な関節です。解剖学的に骨盤や股関節のゆがみや、足首の異常などの影響を受けやすく、ちょっとしたことから痛みを生じます。また、体重をまともに受けるため平地の歩行では体重の約3~5倍の負荷がかかり、階段の下りでは体重の約8~10倍の負荷がかかると言われています。
この負荷を正常な骨の配列で受け止めることができれば何の問題もないのですが、多くの方は正常な骨の配列で受けれていないのが実際です。座っていてもすぐに足を組む、以前に足首を捻挫した、高いヒールの靴を好んで履く、ガニ股etc・・・。これらの癖を持つ人に共通しているのが、靴の外側ばかりが減っているということです。この条件に当てはまる方は、遠い将来にクッションの役割をする半月板が磨耗してなくなり、最終的には『変形性膝関節症』という疾患を患い、膝に何とも言えない過度な痛みを伴い、関節内に傷ができて回復しにくい状態に陥ります。
当院ではこれらのことを踏まえ、患者様の過去を紐解き原因を追究し、弊社独自の整復法で骨の配列を整えることを徹底して行います。ここで大事なのが膝に痛みがあるから膝だけに施術を行うのではなく、膝に関与する部位にもアプローチをかけることです。患者様の多くに『他の整骨院で全然痛みが変わらなかったのに、当院に来てすぐに痛みがなくなった』という声をたくさん聞きます。これが患者様が感じる他院との違いです。
関節という歯車を確実に合わせていく当院独自の技術だからこそ改善する症状はたくさんあります。膝の痛みに悩んでおられる方は、ぜひ一度、あおやま鍼灸整骨院グループにお越しください。
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