のびのび広場あおやまによる肩こり腰痛対策

18.11.03
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今週もあおやま鍼灸整骨院グループが健康情報をお伝えします!

本日は肩こり、腰痛について

肩・腰・腕の痛みやこりの多くは、筋肉の疲れによるものです
「首が痛い」「肩がこった」「腰が重い」「腕や手が痛い」などと感じる場合、その多くは姿勢の悪さによる筋肉の疲れから起こっています。例えば、パソコン画面を前のめりで見つめる作業、長時間の同じ姿勢、重心が前に傾きがちな猫背などは、上半身の筋肉の疲れを招きやすくなります。同時に、キーボードを打ち続ける、マウスを何度もクリックするといった動作は、手首や指にも負担をかけます。

目を酷使する作業を続けると、目の疲れと首のこりが同時に起こるケースもあります。また、座りっぱなしも立ちっぱなしも、長時間続けた場合、腹筋を使わなくなる分、体の両側と背面に負荷がかかることで腰痛につながります。横や斜めを向くとき、体そのものの向きを変えずに、腰や背中をねじるクセのある人も、腰痛になりがちです。

姿勢のほか、肥満やなで肩といった体型も、筋肉の疲れを引き起こす原因です。なで肩は肩が下がっている分、首が長くなり、首にかかる負担が大きくなるためです。なで肩を改善することはできませんが、周囲の筋肉を鍛えたり疲れがたまらないようにしたりすることは大切です。肥満に思い当たる人は、体重のコントロールに努め、関節や背骨への負荷を減らしましょう。

なお、じっとしていても痛い、突然激しく痛み始めた、長期間痛みが続く、しびれをともなうなどという場合は、病院に行くことをおすすめします。スポーツや仕事で特定の部位を酷使している人が激しい痛みを感じたときも同様です。

筋肉が疲れると、血行が悪くなり、痛みやこりが起こります
長時間の同じ姿勢や悪い姿勢は、同じ場所に負担をかけ続け、その周囲の筋肉が緊張します。筋肉には収縮と弛緩を繰り返すことで血液を心臓に送るポンプのような働きがありますが、筋肉が緊張して硬くなると血管を圧迫してしまい、血流が滞ります。

血液は、食事や呼吸から取り入れた栄養や酸素を体の各所に供給するほか、二酸化炭素や老廃物、発痛物質や疲労物質などを回収して流し去る働きを担っています。血行が悪くなると、本来なら流し去られるはずの発痛物質や疲労物質が筋肉に留まってしまうため、痛みやこりが起こるのです。
血管の中の血流が滞っている場合、発痛物質や疲労物質が代謝されず、筋肉に滞留するので、首や肩のこり、腰痛などの原因となる

冷えやストレス、喫煙によっても筋肉が緊張し、血行が悪くなります
首や肩のこり、腰痛、腕や手の痛みなどをさらに悪化させるものに、冷えやストレスがあります。体の冷えは、筋肉の緊張を招き、血流が滞るからです。また、ストレスは交感神経を活発にすることで、筋肉を緊張させます。デスクワークなどで同じ姿勢を続ける人は、冷えやストレスにも気をつけるとよいでしょう。

ちょっとした息抜きやリラックスとしてタバコが手放せないという人もいますが、タバコは交感神経を興奮させ、血管を収縮させます。さまざまな疾病のリスクも高まるので、禁煙に取り組むことをおすすめします。

体のこりを防ぐカギは、正しい姿勢と血流促進です
首や肩のこり、腰痛、腕や手の痛みに悩む人は、まず正しい姿勢を心がけてください。特に、首が前方に出る前のめりの姿勢を避け、同じ姿勢を続けるときはストレッチを取り入れて筋肉の緊張をほぐすと効果的です。

全身の血流を促すには、適度な運動をおすすめします。親しい人と一緒にウオーキングを楽しむなど、ストレス解消にもつながるような運動が理想的です。家の中で手軽に実行できる方法としては、入浴があります。温まると血管が拡張して血行がよくなるので、滞留していた発痛物質や疲労物質を流し去ることができます。浮力により体全体の緊張がほぐれる効果や、ぬるめのお湯に入ればリラックス効果も得られます。

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